カシュクールワンピって、さっと羽織って結べばいいので、部屋着などにはもってこいのアイテムですよね。
ひもで結ぶ、という形式上、ある程度の重ね着もできますし。
寒ければ、下にタートルネックなどを着ても様になりますよね。
ひもをつける必要はありますが、ボタンなどもないし、取り組みやすい気がします。
というわけで、過去に二度、カシュクールワンピづくりにトライしたことがあります。
いずれも思い通りの仕上がりにはならず、初心者には難しいアイテムなのではないか、と思うようになりました。
たった二枚しか作っていないので、分析できるほどの力量があるわけではありませんが、初心者にとってどのあたりがポイントになってきそうか、書いていきたいと思います。
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失敗① フランネル生地で作ってみたら、マタニティウェア風になってしまった
型紙は『Cotton friend 2012年秋号』と記憶しています。
仕上げ見本の写真では、前を(結ばずに)開けて着ていて、完成後のフォルムがよくわかならなかった(今思えばこれが罠だったのかも)のですが、イラストで見るとかわいらしかったんです。
たまたまフランネル的な生地を入手していたので、「これでつくっちゃお」とワクワクしながら開始。
が、いざ完成して、着用してみたところ。
ザ・マタニティウェアな雰囲気になってしまった……。
生地に厚みがあるため、ウエスト部分のギャザーやけにもったりしてしまいました(私の技術が稚拙であることも影響していると思いますが)。
せっかくつくったのでもったいない、と部屋着としてしばらく使いましたが。
部屋着にしては袖が動かしづらくて微妙でした。
また、ひも素材の選定も誤ったため、ほどけやすいという面倒さも。
反省点
やっぱり、生地の選定を誤った、これに尽きるかな、と。
『Cotton friend』では、綿だったか……薄くてハリのある生地でしたので、そのお手本通りに選べばよかった、と後悔しました。
カシュクールワンピはマタニティ感が出やすいので要注意、と学びました。
失敗② ベージュ系の生地で作ってみたら、入院着風になってしまった
型紙は『デイリードレス ワンピースとはおるもの』からチョイス。
デザインはかわいいのですが、いろいろな要素でミスチョイスしてしまい、総合的にうまくいきませんでした。。
反省点① デザインが自分にフィットせず
『デイリードレス ワンピースとはおるもの』では、全体的にローウエストなデザインが多かったと記憶しています。
私はもともとハイウエストのほうが好きなのですが、モデルさんの着用写真を見ると「ローウエストはローウエストであり」と思ったので、作り始めました。
が、完成して着てみると、私には上身頃が長すぎました……。
パフスリーブもかわいいのですが、私にはちょっと短すぎました。
反省点② 生地選びを間違えた
ハリのある生地がよいと思って、厚手の綿にしたのですが、夏場は暑かったです。
洗濯でシワッシワになりやすい上、アイロンをかけてもイマイチ伸びきらない。
見た目的にはポリエステル系の生地が好きなので、よく考えるべきでした。
そして、柄はかわいいのですが、色味が地味なベージュ系だからでしょうか、友人から「おしゃれな病院着みたいだね」と言われてしまいました……。
たしかに……(笑)
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おわりに
カシュクールワンピの落とし穴。
・ギャザーの寄せかたによっては、マタニティウェア感が出る。
・デザインによっては病院の患者衣感が出る。
でした。
学んだ教訓(生地の選び方)は
・ギャザーを寄せるなら薄手の生地で
・色味は濃いほうがよいかも
二着とも、何か別のものにリメイクしようと考え中です。
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後日追記
カシュクールワンピを解体、トップスと巻きエプロンにリメイクしました。
>>>カシュクールワンピを巻きエプロンにリメイク
hitotema-arranger.hatenablog.com
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