今回は、カシュクールワンピの上身頃を、カシュクールブラウスにリメイクした、というお話です。
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リメイクの詳細
カシュクールワンピースを腰のところでカットして、(上衣の)裾を処理&ボタンをつけただけの簡単リメイク。
気をつけたほうがよい点などもありましたので、詳細を書いていきます。
① ワンピースの腰の部分をリッパ―でほどく(or カット)
ワンピースの解体は。以前のリメイク時点(>>>カシュクールワンピを巻きエプロンにリメイク)で実施済みなので、今回は省略。
② バイアステープで裾を処理する
上身頃の丈に余裕がある場合は、裾は三つ折り+ミシンでOK。
今回は、丈に余裕がなく、三つ折りにするとつんつるてんになりそうだったので、バイアステープを使うことにしました。
100均(たしかwatts)で購入したものです。
バイアステープで裾をくるみ、ミシンをかけていきます。
注意点 バイアステープは幅広のものがおすすめ
今回は、12.5mm幅のバイアステープを使ってしまったのですが、幅広のバイアステープがおすすめ。
(たとえばこれとか。45mm は幅広すぎるか)
というのも、細いものだと、縫製に気を付けていてもきちんと包めていない場合があるので。
かなり気をつけたつもりだったのですが、裾にカーブがかかっていたり、ギャザー跡が残っていたため、3か所くらいミスりました。
しばらくミシンを進めてから「あっ。ここ縫えてなかった!」というのはショックですよね……。
最初からやり直すべきなんでしょうが、私は面倒くさいので、一部分だけリッパ―でほどいて、その付近を重点的に(返し縫をしながら)縫い直すという感じにしちゃいます。
基本的なことですが、バイアステープでくるむ前に、アイロンで生地を伸ばし、切れ端がガタガタしているところなどは切りそろえておく。
基本が大事なんですよね(自戒を込めて)。
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③ ボタンをつける
裾の処理が終わったら、ボタンつけに入ります。
カシュクールタイプですので、ひもをつけてもよいのですが、2way(前後どちらを前にしても着られる)にするとなると、ボタンのほうが着やすいかな、と考えました。
今回は、身頃の左右二箇所をボタンで留める形式にしました。
③-1 ボタン選び
というわけで、ボタンを2個選びます。
生地の上に手持ちのボタンを並べてみて、しっくりきたものでOK。
今回は生地自体に模様がプリントされているので、ボタンは同系色(目立たないもの)にしました。
無地など、シンプルな生地であれば、デザイン性のあるボタンを使い、それをアクセントにしても良いと思います。
③-2 ボタンの位置決め
着用してみて、身頃がどこで合わさるかを確認。
(着物ではないので、どちらが前でもよいのですが、女性なら右前になるようにしておくと無難です)
身頃が合わさるところの端に、目印としてクリップをつけておきます。
つづいて、「ここにボタンがあったらちょうどいいな」というところにチャコペン等で印をつけます。
重なっている下の生地にも印つけを忘れずに。
③-3 ボタンホールをつくる(二か所)
(自分のウエストあたりで重ねたときに)上にくるほうの身頃にボタンホールをつくります。
今回は大きいボタン使用のため、ミシンではボタンホールが作れなかったので、手縫いで作りました。
下書きに沿って少しハサミを入れ、
端っこは切りすぎ防止のためにマチ針をさしておくとよいです。
リッパ―でカットしてもOK。
ボタンホールを作る前に、ボタンが通るかどうかも確認。
そして、穴かがりをしていきます。
細い糸だと大変なので、太目の糸がおすすめ。
手縫いでボタンホールを作るのは久しぶりなので、出来が悪いですが……。
まあ、ボタンが留まればいいということで…。
手縫いでの、ボタンホールの作り方を詳しく知りたい方はクチュリエさんのサイトがわかりやすくておすすめ。
ボタンホールに限らず、手縫いをすると、ミシンの偉大さを実感しますね。
③-4 ボタンを縫い付ける
ボタンホールの位置に合わせて、ボタンをぬいつけます(2か所)。
これにて完成!
完成
完成したカシュクールブラウスの写真がこちら。
どちら側を前にしても着ることができます。
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着用画像
カシュクールブラウスとして着用するとこんな感じ。
(ボタン部分が手で隠れてしまった)
前後を逆にして着てみても、意外と使えることが判明。
おわりに
シンプルなリメイク方法なので、「サクッと1時間くらいでできるかな」と思っていたのですが、意外と時間がかかってしまいました。
(バイアステープの部分的な失敗と、手縫いでのボタンホールづくりに苦戦したため)
というわけで、短時間でリメイクするコツは以下。
・裾は三つ折りにするか、幅広のバイアステープを使う
・小さめのボタンを選んで、ボタンホールはミシンでつくる
リメイクまとめ図
自作したカシュクールワンピ、リメイクの実態をまとめるとこんな感じになります。
こうして見ると、「セパレートしただけ」ですよね。
でも、実際に使ってみると、「ぜんぜん違うもの」という感じで新鮮だから不思議。
(関連記事)
・元のカシュクールワンピースについて
hitotema-arranger.hatenablog.com
・【リメイク①】カシュクールワンピースから巻きスカートを取り出す
hitotema-arranger.hatenablog.com