洋裁本にならって作ったトップスを解体して、テーパードパンツの一部に使いました、というお話。
なお、テーパードパンツの型紙は、過去記事【洋裁】テーパードパンツ - 自分サイズでつくると履き心地がとてもよい と同じものを使用(『家庭科3だった私が365日、手作り服で暮らしています。 (美人開花シリーズ)』参考に自分サイズでつくったもの)。
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リメイクのようす
トップスを解体
以前、洋裁本にならって作った「スクエアヨークのブラウス」をリッパーでほどき、各パーツに解体します。
ギャザーが寄っていたので、アイロンで伸ばしました。
型紙をもとに膝下パーツを取り出す
本来ならば、先にデザインを考え、新たに型紙をつくるのが好ましいのだろうと思いますが、本格的にやろうとすると途中でやめてしまいがちなので、とりあえず手を動かしてしまうことに。
左右一枚ずつ切り出しました。
本体部分の生地を裁断
柄モノの生地だけでは全然足りないので、メイン部分は青色の生地を使うことに。
こちらはワンピース(>>>【洋裁】袖なしウエスト切り替えワンピース)を作ったときの残りもの。
薄手ですが、縮みが入っているので、夏用パンツには適していると判断。
膝下パーツを合わせながら、メイン生地を裁断。
ちょっと生地がもったいないかもしれませんが、長めにとっておいて、デザイン次第で調整できるようにしました。
切り替え部分のデザインを考える
重ねてみて、デザインを考えます。
まっすぐ(地面に対して平行)だと唐突に途切れる感じがしたので、斜めにしてみることに。
切り替え部分を縫い合わせる(パンツの前パーツが完成)
アイロンで印をつけて、縫っていきます。
縫い代を倒して、表からもステッチを掛けて、余計な布は切って。
前部分のパーツがこれでできました。
裾が少し足りなかったので後ろ(かかと部分)にはネイビー生地を追加
青色の生地がほんの少し足りなかったので、後ろパンツの裾はネイビーのハギレで伸ばしました。
「テーパードパンツ」として縫い合わせていく
パーツがすべて揃ったので、このあとは、ふつうの「テーパードパンツ」として縫っていきます。
ポケットをつくり。
前パンツと後ろパンツを縫い合わせ。
ウエストベルトをつけまして。
青色の生地は縮みが入っていてゆがんでしまいそうだったので、ウエストベルトは綿の生地にしました。
色味は後ろの裾と統一してネイビーに。
ゴムを通しまして。
裾を縫いまして。
一応形になりました!
微調整
ちょっと切替部分がなじんでいないような気がしたので、微調整。
パキッと分かれている感じが気になったので、もものあたりにリボン的なものを追加してみてはどうだろう。
リボン単体でつけるとゴロゴロしてしまいそうだったので、両側から二本のひもをつけて、正面で結ぶ形式に。
ミシンだと厳しかったので、手縫いでつけました。
これにて完成。
完成
着用画像
ちょっと派手ですが、トップスに柄が来るよりは着やすいのかなと思います。
不思議なデザインになってしまったので、外に履いていく勇気が出るかは自分でも未知数です……(なのに派手なものをつくってしまう、、、)。
その場合は、ルームパンツとして使おうと思います(ウエストゴムなのでちょうどいいや)。
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hitotema-arranger.hatenablog.com
・テーパードパンツの詳細
hitotema-arranger.hatenablog.com