手提げにもリュックにもなる軽いバッグ、見よう見まねで作ってみたらなんとかなったというお話。
(特許に触れる可能性があるので作り方は掲載していません、すみません)
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手提げにもなるリュックが欲しい
バックパック(リュック)、便利ですよね。
特に旅行などでたくさん歩くときとか、荷物が多いときとか。
両手があくし、どちらかの肩だけ凝るということもないですし。
デメリットがあるとしたら、デザインによっては、かっちりめの洋服と合わないことくらいでしょうか。
だとすると、肩ベルトが出し入れできたらいいのにな、と。
背負うと洋服のテイストと合っていない場合でも、手持ちにしたらそんなに変じゃない、ということはありますものね。
私ごときが考えることなぞ、とっくにどなたかが考えているもので。
東急ハンズを探索をしていたら、こんなものを発見。
バックパックとして背負えるのはもちろん、肩紐を上に伸ばすと持ち手ができて、手提げにもなる仕組みのもの。
こ、これはナイスアイディア!
しかし売り場には、パキッとした赤と黄色しかなく、どちらも自分の好みではなかった……。
迷いまくった末、購入は見合わせることに。
そしてふと思う「もしかして、自分でつくれるかも??」。
そして、なんとなく作ってみたら、なんとなくできました、というお話。
手提げにもなるバックパックの写真詳細
上記写真だとちょっとわかりづらいのですが、バックパックの上部左右に肩ベルト用の穴をあけていまして、そこから肩ベルト部分を上に引っ張りだすと手提げになります。
公式サイトによると、デザイン・機能性ともRCDによって保護されているようなので、詳しい作り方は、念のため控えておこうかなと思います。
(上記作品もあくまで個人の趣味として作ったもので、売るなどはしていません)
生地は近所の個人経営風の手芸店にて、2メートル100円くらいで買ったものですが、撥水加工が施してあるという優れもの。
(閉店間際で在庫処分のために安かったみたいです)
薄いのにハリがあり、水滴もはじいてくれます。
このくらいのサイズにしたい、という長さだけ測って、あとは適当にカットして縫ったので、肩ベルトの太さが途中でヘンテコな感じになっていますが……気にせず使っております。
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使い心地
旅行に便利
まず薄軽のバックパックとして、けっこう便利です。
ファスナーなどがないため、開口部から出し入れしやすい。
かといって、背負うと背中にフィットするので、後ろを歩いている人が開口部から手を入れられるような感じでもありません。
そして、薄いおかげで、携行に便利。
旅行時など、これを畳んで持って行きます。
大きな荷物はホテルに置いて、観光するときなどにちょうどよい大きさ。
荷物もけっこうたくさん入るのですが、生地が薄いために、「背負ってるぞ」感も出ません。
カッチリめの服でも、合わせやすい。
撥水加工のおかげで、雨でもわりとなんとかなる。
しかも洗いやすい。
自分で作ったわりには使いやすくて、一時期はヘビーローテーションしていました。
手提げとして使う機会は意外とない
しかしながら!!
手提げとしての出番はゼロ!
せっかくわざわざ2wayにしたというのに!
なぜ手提げとして使っていないかというと、肩にかけにくいから……。
これは完全に私の設計ミスだと思うのですが、背負った時にちょうどいい長さにしたいばかりに、手提げにしたときの持ち手の具合を考慮していなかった……。
もちろん、手提げとして、スーパーのレジ袋のように持つことにはまったく問題なしなんですが。
手が疲れて肩にかけようとすると、持ち手が短いためにかけづらい。
手提げの状態で肩にかけるくらいなら、バックパックとして背負ってしまったほうが楽なんですよね。
うーむ、惜しい。
まあ、これはこれでよしとします。
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おわりに
2way、あるいは3wayのリュックって、調べるとけっこうあるんですね。
上で紹介したnotabagよりもしっかりしたタイプがお好みなら、アウトドアブランドとかもよさそう。
デザイン的にはスノーピークがシンプルで使いやすいかも。