ダイソーの手ぬぐいで大人用の湯上がり着(※)を作ってみました、というお話です。
(※汗がひくまでの間、一時的に着用することを想定)
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夏の湯上がりは汗だく
夏、お風呂上がりにルームウェアを着たら、すぐに汗だくですよね。
「洗いたてなのにー!」となんだか悔しくなったりします。
そこで、バスローブ的なものを購入しようかと思っていたのですが。
バスローブはかさばるので洗濯物が増えそう&乾きが悪いと不快だし、、、と思いまして。
他に何か薄手の生地で吸湿性に優れたものはないだろうか。
そして、思い浮かんだのが手ぬぐい。
つくりかた
準備するもの
・手ぬぐい 4枚
(今回は、柄の異なるものを2枚ずつ。長さが同じものが好ましいです)
手ぬぐいは、ダイソーで購入しました。メインに使ったのはこれ。
上の写真と同じ柄のものを計4枚買うつもりだったのですけど、、、。
2枚でギリギリ作れるかな、とケチって2枚しか買わなかったんです。
でも2枚だと無理と判明し、追加購入に行ったときには同じ柄の手ぬぐいはありませんでした。。。
というわけで、別の柄の手ぬぐいをもう2枚購入することに。
メインの手ぬぐいがカラフルなので、それに合うもの、、、と探したら、このグレーの手ぬぐいくらいしかなかった……。
(参考)手ぬぐいの選び方
手ぬぐいの特性上、生地が薄いので、透ける可能性があります。
透けるのを避けたい場合は、濃色の手ぬぐい(紺色など)を選ぶのがおすすめ。
肌触りを重視される場合は、品質のよい手ぬぐいをご使用ください(ダイソーのものは目が粗く、ちょっとゴワゴワしています)。
肌触りに関しては、使い古した手ぬぐいが最適かもしれません。
また、とにかく手軽に、という場合は、切りっぱなしでOKのものを選ぶとよいかと。
(切りっぱなしOKでもある程度のほつれは生じるので、それを考慮して縫い代を多めにとっておいてください)
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手順
① デザインを考える
手ぬぐいを並べてみて、どんなデザインにするか考えます。
今回は、和柄手ぬぐいをメインにして、両端に半分にカットしたグレーの手ぬぐいを配置することにしました。
(イメージ)
(参考)
(同じ柄の手ぬぐいを4枚使う場合は、単純に二枚ずつ縫い合わせて前身ごろと後ろ身頃をつくり、肩のところをつなげるだけでもOK。詳しくは>>>100均の手ぬぐい4枚で大人用ルームワンピをつくってみた )
② グレーの手ぬぐいを半分にカットする(+状況によってはミシンがけ)
メインではないほうの手ぬぐい(本記事ではグレーの手ぬぐい)の短い辺の方を半分に折り、カットします。
本来であれば、手ぬぐいは切りっぱなしで使えることが多いので、このまま次の工程に移っても大丈夫かもしれません。
ただし、ダイソーの手ぬぐいの場合ですと、目が粗く、明らかにほつれてきそうな感じがしたので、カットしたところを(細めに)三つ折りにして、ミシンをかけました。
サブ手ぬぐいのカット&端の処理が終わりました。
③ メイン手ぬぐいとサブ手ぬぐいを縫い合わせる×2
わざわざ説明するまでもないかもしれませんが、メインとサブを縫い合わせていきます。
メイン手ぬぐい(和柄)の左右両方にサブ手ぬぐい(グレー)を縫い合わせたらこんな感じになりました。
これと同じものをもうひとつ、つくります(後ろ身ごろ)。
④ 前身ごろと後ろ身ごろを肩のところで縫い合わせる
まずは、肩のところをクリップなどで仮止め。
実際にかぶってみます。
この状態で、頭からすぽっとかぶってみたところ、ちょうど良い感じでした。
つまり、サブの手ぬぐい(グレーの部分)どうし、前身ごろと後ろ身ごろを縫い合わせればよいということになります。
縫い合わせる部分を決めたら、中表にしてミシンをかけていきます。
(工程③にて、メインとサブの手ぬぐいを縫い合わせたとき、縫い代が生じたと思いますが、どちらに倒しても大丈夫です。)
前身ごろと後身ごろを縫い合わせた結果がこんな感じ。
⑤ サイドを縫う
一旦かぶってみて、どこまでを袖とするか検討。
袖の位置が決まったら印をつけ、中表にしてサイドを縫っていきます。
ワンピースになった
両脇を縫ったら、無事、ワンピース型になりました。
今回、同じ柄の手ぬぐいが手に入らず、裾の長さが合っていませんが(短いほうに合わせたほうがよいのですが、そうすると私には短すぎるため、このままいくことに)、自宅でお風呂上りに着るだけなので、よしとしました。
(追記)胸元の生地を少しつまんで糸でくくる
首元が直線のため、着ているうちに身頃が後ろにずれると首元が詰まってきて着心地が悪いという不便ポイントがありました。
改善のため、胸元の布を少しつまみ、糸でくくってみました。
着てみるとこんな感じに。
前側の首元にゆとりができ、多少身頃が後ろにずれても気にならなくなりました。
首回りをゆったりとっておいてよかった。
首回りを考慮した他デザインもご参照ください>>>>100均の手ぬぐい4枚で大人用湯上がり着をつくってみた
着心地について
手ぬぐいを使っているだけあって、また、ゆったりサイズなので、涼しいです。
汗も吸ってくれるので、お風呂上りにぴったり。
その点はけっこう気に入っています。
汗で濡れたりしたらすごく透けるのではないか、と危惧していたのですが、柄物の手ぬぐいを使ったおかげか、ほとんど気になりませんでした。
肌触りに関しては、ダイソーの手ぬぐいを使用したので、ちょっとゴワゴワしている感じはあります。
私は気にならなかったのですが(むしろ汗が吸われる感じはある)、肌触りに敏感な方は気になるかもしれません。
お値段は張りますが、ちょっとお高めの手ぬぐいを使えば、肌触りもかなり良く、快適だと思います。
参考) 失敗例
当初、脇を縫わずに背中側につけたひもで結ぶデザインにしていました。
実際に着用してみるとこんな感じ。
一見良いのですが、脇を縫っていないため、座ったりしたときに太ももが丸出しになってしまいました。
下にキュロットなどを履かないと使い物になりません。
湯上がりですから、できればサラッと一枚で着たい。
というわけで、ひもは外し、サイドを縫ってワンピースタイプに直しました。
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手ぬぐい ほかの記事
ワンピース第2弾。
>>>100均の手ぬぐい4枚で大人用湯上がり着をつくってみた
こちらのほうがシンプルで簡単と思います。
手ぬぐいも濃色のものを使用しています。
hitotema-arranger.hatenablog.com
本記事で紹介したワンピース、後日、シャツにリメイクしました!