ひとてま戦隊アレンジャー

洋服や小物のひと手間リメーク(リメイク)・アレンジを紹介/アップサイクルにも挑戦中

100均の手ぬぐい4枚で湯上がり着をつくってみた➁

セリアの手ぬぐい4枚をつなぎ合わせて、湯上がり着(※)を作ってみました。「縫うだけ」なので簡単です。

(※)お風呂上りなど、汗がひくまでの間の着用を想定しています。ワンピースタイプ。~Mサイズ程度です。

手ぬぐいと、手ぬぐいからつくったワンピースの画像

手ぬぐい→ルームワンピ


手ぬぐいなので吸湿性も良く、夏の部屋着、汗をかきやすいお風呂上り(湯上がり着)にも使えます。

同じサイズの手ぬぐいが4枚も手に入らない、という場合は別デザイン>>>ダイソーの手ぬぐいで湯上がり着(ワンピース)をつくってみた  もご参照ください。

 

 

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使用した手ぬぐい

紺色の手ぬぐいが並んでいる

セリアで購入した手ぬぐいタオル

セリアで購入した「手ぬぐいタオル」です。

薄い色だと透ける可能性があるので、一枚でも着られるよう、濃色を選定。
4枚すべて同じ柄ですが、前後で色を変えようと思い、色味の違うものを2枚ずつにしました。
(4枚すべて同柄・同色でももちろんOKです)。

紺色と水色の手ぬぐい

同じ柄だが色味を変えてみた

つくりかた

手ぬぐい二枚をつなぎ合わせる(後ろ身頃用)

今回は紺色の手ぬぐいを後ろ身頃にしてみました。

床の上に裏返しになった手ぬぐい二枚が広げられている

手ぬぐいを2枚つなぎ合わせる

上の写真のように、手ぬぐいが1cm 程度重なるようにして(※)、2枚を縫い合わせます。
(※ 通常は中表にして縫いしろをつくりますが、2枚をただ重ねた状態で縫っています。縫いしろがなるべく肌に当たらないよう、平坦にしたかったので。)

手ぬぐいにミシンをかけている

手ぬぐいを縫い合わせる

紺色の布が床に広げてある

手ぬぐい2枚を縫い合わせたところ

これで後ろ身頃はもうできました。

前身頃をつくる

つづいて前身頃を。
基本的には後ろ身頃と同様で、手ぬぐいの端1cm程度重なるようにして、2枚を縫い合わせます。このとき、首側の5cm程度(お好みでOK)は縫わずにあけておくと首元がラクです。

縫わない部分を手前側に折り返すとこんな感じです。
※わかりやすくするために写真では表側に折っていますが、実際は裏側に倒します。

手ぬぐい二枚を縫い合わせた布

前身ごろ

前身頃と後ろ身頃を縫い合わせる

前身頃と後ろ身頃を中表の状態にして重ねます。

エリまわりを、60~66cm程度(※)になるようにあけておき、肩の縫い合わせる部分を安全ピンで仮止めします(マチ針だとチクチクして痛いので安全ピンがおすすめ)。

(※お好みでOK。ちなみに66cmだと、私はちょっと空きすぎかなと感じました。詰まっているほうが好きな方は、60cmくらいでもよいのかも)

安全ピンで仮止めした状態がこちら。
このまま、頭からかぶって着られるか(頭が通るか)をご確認ください。

前身頃と後ろ身頃を安全ピンで留めたところ

頭からすっぽりかぶれることを確認したら、肩を縫っていきます(下の写真の赤線のところ)。逆側の肩も同様に。

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肩を縫う

エリぐりを縫う

エリぐり、といっても、前身ごろの縫わなかった部分がペラペラしないようになればOK。
エリの形に沿って三角形に縫ってもよいですが、手短に済ませたい場合は折り目付近に(直線で)ミシンをかければ大丈夫です。

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エリを縫う

エリをぬいつけた段階で折り返してみると。

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前身頃と後ろ身頃を縫い合わせた

サイドを縫う

上の写真の段階で試着してみて、袖の空き具合を決めます。

このとき、前身頃の長さと後ろ身頃の長さがきちんと合っていることを確認した上で、袖の位置をクリップか安全ピンで留めます。

そして、袖の部分を残して、サイドにミシンをかけていきます。

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サイドを縫う

サイドを縫って表側にひっくり返したらもう完成です。

完成

前後で手ぬぐいの色味を変えたのでこんな感じになりました。

青緑色のワンピースが壁にかかっている
紺色のワンピースが壁にかかっている
手ぬぐいワンピース 前後で色を変えた

着用画像

正面
斜め
手ぬぐいワンピース試着



壁にかけた状態だと「長方形」という感じで微妙ですが、着てみると「まあ、部屋着なら、あり」かなという感じでした。

手ぬぐいですので、どれだけ汗をかこうともサラッとしていて、湯上がりにはちょうどいいです。

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おわりに

100均の手ぬぐいは、切りっぱなしではなく、端が縫ってあるので、小物などをつくるときにも時短になるアイテムだと思います。

本記事で紹介したワンピースであれば、ミシンが使える方なら1~2時間(目安)でできます。