(更新日 2022/5/9)
数年前に購入したスカート、膝が出るのが気になってきたのでひと手間加えて丈を長くしました。
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完成に至るまでの戦い(※自己流なのでご参考まで)
布の選び方
足す布は、元のスカートと同じ色ならまず違和感はないと思います。
気分を変えたいときは、手元にある布を合わせてみて、ピンときたものを選べばよし。
今回は無難ですが黒にしました。
ドットでもかわいかったかも。

水玉 生地 ドット 生地 ブロード 生地 (色:黒) (水玉の大きさ:大・直径約22mm) (50cmから注文可) (価格は10cmの価格)
- 出版社/メーカー: 手芸用品・生地・手作りキット コットンハート
- メディア: おもちゃ&ホビー
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どのくらい伸ばす?
どのくらい丈を伸ばすか、を検討します。
実際にスカートを着用した状態で、裾が動かないように手でおさえておき、「このくらい(例:膝の下とか)まで伸ばしたいな」と見当をつけます。
それから、伸ばす分の長さを測る。
「伸ばす丈+2 cmくらい」にして、足すほうの布を切断します。
(心配な方は、長め(伸ばす丈+4~5cm)にとっておくと、後で裾処理のときに調整できます)
(本題の前に失敗例)裏地につけてみたバージョン
さて、こちらのスカート、裏地がついていまして。
この裏地の方に布をつけてみたところ(レイヤード風になるかなと思ったので)……。
ひっくり返して表にしてみると(私はここでうっかりミシンをかけてしまったのですが、気に入らなかったら手間が増えるだけなので、マチ針や安全ピンで留めた状態で表にするのがよいと思います)。
おや……。なんか変。
裾の処理をしていないことを考慮しても変。
というわけで、やり直し。
以前はこういうとき「なんか変だけど、もう面倒だからいいや、続けちゃおう。完成したら意外とイケるかもしれないし」と強行突破していたのですが、妥協すると、完成したものにも妥協の雰囲気が漂うものです。
自分としても気に入らないので結局着なくなって捨てることになる。
以来、ちょっとでも気になるときは、やり直すことにしています。
多少手間でも、長い目で見ればやり直した方が時間、労力的にお得です。
ミシンをかけてしまった部分をリッパーでほどき、元のスカートの状態に戻しました。
では、本題に戻ります。
スカートのすそに布を足す
スカート本体に、黒い布(伸ばす分)を縫い付けていきます。
裏地に黒布をつけたときよりも、こっちのほうが良いですね。
やり直して良かった。
ここでもう一度着用して、最終的な丈を決めます。
このくらいかな、と思ったら全体を安全ピン(マチ針だと歩いてみるとき痛いので)で留めて、鏡をチェック、少し歩いてみたりもします。
ちょっと面倒ですが、丈の調整は丁寧にやるのが大事ですね。
丈を決めたら、すそを三つ折りにしてミシン掛け。
今回はこれにて完成。
物足りなければ、結んだ黒いリボンを片側の腰のあたりに付けてもいいな、と思いました。
取り外しできるように安全ピンやブローチのような形式にしておくと便利ですね。
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着用してみた感想
膝が隠れるようになってひと安心。年齢の割には短すぎやしまいか、とどこかソワソワしていましたので。
ただ、ツートンカラーにしたことによって、カーキ一色だった頃よりも、合うトップスが限られてくるような気はします(無地なら問題ないですが、柄のついたシャツなどを合わせる場合は)。
使いやすさを重視するなら、同色の布を足すほうがいいですね。
一方、ボーダーや黒のトップスなどが合うようになりました。
何より、飽きてきた服が新鮮に感じられるのは嬉しいです。