学生の頃に買ったウールのコート。
デザインが若めで似合わなくなってきたものの、暖かさが抜群で手放せずにいました。
そしてふと思う。
「これ、フードを取ったらノーカラージャケット風になってまだ着られるのでは?」
ということで、「どうせ処分するなら何かやってみよう」の精神でトライしてみました。
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作業のようす
リッパーでフードを本体から外す
外せました!
衿元(前)を閉じる
鎖骨のあたりは、元の生地の縫い代を生かして閉じるだけで良さそうだったので、閉じられるところまで縫いました(厚手なので手縫い)。
問題は、横~後ろのあたりの、内わたが出てしまっている部分。
ウールと裏地を縫い合わせただけだと、裏地のほうが弱くてそのうち破れそうな気がする。
ということで、洗えるフェルトをバイアステープ的に使ってみることにしました。
横~後ろはフェルトでくるむことに
長いほうが70センチもある、手洗いOKのフェルト。
これを適切な幅と長さにカットしまして。
衿元に当て、クリップなどで仮留め。
エリの端から1センチくらい内側のところをぐるっと縫いまして。
そのあと、フェルトで衿をくるみこみ。
再び縫っていきました。
本当は、フェルトの端を内側に織り込みたかったのですが、分厚くなってしまいそうだったので、内側は切りっぱなしのままです(フェルトなので端を処理してなくていいし、まあいいか)。
一応、衿が縫えた!
近くで見るとちょっと不格好かもしれませんが、暗い色なのでそこまで目立たないかな、と。
フードはバラクラバ風に
フードは裏地が色あせていたこともあり、捨てるつもりだったのですが。
「これ、2022流行り(?)のバラクラバ的なものになるのでは?」と思いまして。
ちなみにバラクラバはこんなイメージのもの。
ということで、縫い閉じてみます。
フードはわたが入っていないので、裏地とウールの縫い代を折り込み、そのまま縫っただけ。
ボタンを閉じてみると。
かぶってみると、意外とフィットして、風にも飛ばされなさそうだし、使えそうでした。
耳が暖かいと寒さがマシに感じるので、ちょっと使ってみようと思います。
完成
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おわりに
フード部分のデザインや裏地の色褪せが気になっていたので、一応満足。
実際にどのくらい使いこなせるか、試していきたいと思います。