ひとてま戦隊アレンジャー

洋服や小物のひと手間リメーク(リメイク)・アレンジを紹介/アップサイクルにも挑戦中

【アレンジ】ウールコートのフードを取ってノーカラーに

コートのフードとってみた

学生の頃に買ったウールのコート。
デザインが若めで似合わなくなってきたものの、暖かさが抜群で手放せずにいました。

そしてふと思う。
「これ、フードを取ったらノーカラージャケット風になってまだ着られるのでは?」

ということで、「どうせ処分するなら何かやってみよう」の精神でトライしてみました。

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作業のようす

リッパーでフードを本体から外す

フードを外す

外せました!

コートのフードが本体から分離している

フードを外すことができた


衿元(前)を閉じる

鎖骨のあたりは、元の生地の縫い代を生かして閉じるだけで良さそうだったので、閉じられるところまで縫いました(厚手なので手縫い)。

衿元(前面)をとじる

問題は、横~後ろのあたりの、内わたが出てしまっている部分。

コートの衿元に斜線がひいてある

ただ閉じて縫うだけでは心もとない

ウールと裏地を縫い合わせただけだと、裏地のほうが弱くてそのうち破れそうな気がする。

ということで、洗えるフェルトをバイアステープ的に使ってみることにしました。

横~後ろはフェルトでくるむことに

ダイソーの洗えるフェルト

長いほうが70センチもある、手洗いOKのフェルト。

これを適切な幅と長さにカットしまして。

フェルトをカット

衿元に当て、クリップなどで仮留め。

ウールコートの襟に黒いフェルトを仮留めしている

フェルトを衿元に当ててみる

エリの端から1センチくらい内側のところをぐるっと縫いまして。

そのあと、フェルトで衿をくるみこみ。

ウールコートの襟にクリップが留めてある

エリをくるむ

再び縫っていきました。

コートの襟をフェルトでくるみクリップで留めた

フェルトごと衿を縫う

本当は、フェルトの端を内側に織り込みたかったのですが、分厚くなってしまいそうだったので、内側は切りっぱなしのままです(フェルトなので端を処理してなくていいし、まあいいか)。

一応、衿が縫えた!

ウールコートの衿元

元フード部分にフェルト

ウールコートの衿元の後ろ

後ろ

近くで見るとちょっと不格好かもしれませんが、暗い色なのでそこまで目立たないかな、と。

フードはバラクラバ風に

フードは裏地が色あせていたこともあり、捨てるつもりだったのですが。
「これ、2022流行り(?)のバラクラバ的なものになるのでは?」と思いまして。

ちなみにバラクラバはこんなイメージのもの。


ということで、縫い閉じてみます。


フードはわたが入っていないので、裏地とウールの縫い代を折り込み、そのまま縫っただけ。

コートのフード部分

切り取ったフードの端を縫いました

ボタンを閉じてみると。

ウールコートのフード部分

フード単体

かぶってみると、意外とフィットして、風にも飛ばされなさそうだし、使えそうでした。

耳が暖かいと寒さがマシに感じるので、ちょっと使ってみようと思います。

完成

壁にウールコートとフードがかかっている

ウールコートのフードをとってみた

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おわりに

フード部分のデザインや裏地の色褪せが気になっていたので、一応満足。
実際にどのくらい使いこなせるか、試していきたいと思います。