坐骨が痛いので円座クッションを使っているけれども
やせ型+中年(おしりのお肉の弾力が消失)のため、椅子に座ると、おしりの骨(坐骨)が座面に当たって痛みます。
市販の円座クッションを複数持ってはいるのですが、円座だと太ももの裏に圧力がかかるので疲れるんですよ。
(こういうの)
というわけで、自分にフィットするサイズの円座クッションを、家にある材料で作ってみました。
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つくりかた
採寸(型紙)
自分のおしりの形にフィットするよう、まずは簡単にサイズ合わせをしました。
手持ちのクッション(座布団)の上にA3くらいの紙を置きます。
この上に座りまして(私の代わりにぬいぐるみで実演します)。
おしりとクッションが接している部分の境界線を鉛筆でなぞります(だいたいでOK)。
紙にうつしとった線をなんとなくつなげます(だいたいでOK)。
下にクッションを敷いたことで、坐骨部分には特に圧力がかかるので、敷いた紙にもだいたいの坐骨位置が記録されています。
穴の大きさは、坐骨がギリギリ入らないくらいがおすすめ。
縫い代を1センチ程度加味し、これを型紙として切り出します。
生地をカット
生地は何でもよいと思いますが、今回は不要になったルームパンツの膝から下くらいの部分を開いて使いました。
型紙を乗せて、裁断。
このパーツを二枚準備します。
縫う
まずは、中表にして、外周をミシンで縫っていきました。
このとき、綿を入れるための口を~10センチ程度開けておきます。
(上の状態からひっくり返して)表の生地を出し、ドーナツの穴部分縫います。
このとき、縫いしろは上下とも内側にくるむような感じで。
縫った後はこんな感じに。
綿を入れる
綿は100均などでも売っていますので、購入してもよいのですが、古い座布団があったので中身を取り出すことにしました。
座布団から綿を出しては円座クッションのほうに詰める、という作業を繰り返します。すぐにヘタってしまわないように、かなり多めに綿を入れました。
座ったときに太ももが疲れないように、クッションの手前側はやや低く(=綿を少なめに)してみました。
綿入れ用の口を閉じる
綿を詰め終わったら、縫い代を内側にくるみ、口をクリップかピンで留めます。
手縫いでざっくり閉じてから、ミシンをかけると早くてやりやすいです。
完成
ぬいぐるみのサイズ感からおわかりいただけるかと思いますが、小さめに作りました。
坐骨の周りをぐるっと包むような感じになりました。
自分に合わせているのでジャストフィット。
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使用してみての感想
ここ何年か、「自分に合った坐骨用クッション欲しい」と思い続けてきたので、けっこう満足しています。
家にある材料を使い、2時間くらいでつくれたので、「なんでもっと早く作らなかったんだろう」という感じです。
とはいえ、つくるのも面倒、という方はこのへんがおすすめかなー
円形だと太ももが痛いので楕円で、前面が傾斜になっているものがおすすめ。