衣替え時は、ひとてまアレンジのチャンスです。
冬に着用していたもので、「あー、丈がもうちょい短いほうが使いやすそうだな」とか、「ボタン外れそう」「ほつれそう」と思った服があるのではないでしょうか。
ついつい「まあ、また着る時に直せばいいか」と思ってしまいがちですが、いざ着ようと出したときには時間がなかったりするものです。
そして、直そうと思っているうちに、タンスやクローゼットの奥のほうに追いやられていく。
次の衣替えで「はっ! 直そうと思っているうちに一回も着なかった……」となってしまいますよね。
私もさんざんそのパターンをやってきました。
だからこそ、収納前にひと手間かけておくのがおすすめ。
とれてしまったボタンなどは、思い切って別のものに付け替えてみると楽しいかも。
アレンジというほどのものでもないですが、私は今回、ニットの袖のリボンをカットしたので、その様子を紹介します。
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ひとてまアレンジ
今回アレンジしたのは、黒のニット。
七分袖にリボンがついています。
このリボンが、デザインとしてはとてもかわいいのですが、いかんせん「邪魔」なんです……。
どうしても結び目がゴロっとしてしまうから、上着に引っかかる感じがするし。
また、手を洗おうとしたら、いつのまにかリボンがほどけていて、濡らしてしまうとか。
手首が寒いからアームウォーマーをしようにも、リボンがゴロゴロする……。
私はデザイン以外にも機能性重視派なので、自分ではこういう装飾のついたものは選ばないのですが……。
上記ニットは親戚がくれたもので、また、それなりにお高い品であるため、捨てるのは忍びない。
というわけで、リボンを取ってしまうことにしました。
ひとてまの戦い
1~2センチ程度残して、リボンをカット。
袖の幅と合うように三つ折りにして、手縫いで縫いました。
ニット素材なので、カットしたところがすぐにほどけてしまったり、玉止めが生地をすり抜けてしまうかな、と心配していたのですが、全く問題なかったです。
結果がこちら。
リボンがなくなってスッキリ。
しかし、全体のデザインとしてはフェミニンさが減ってしまいました。
まあ、シンプルな黒ニットとして、使いやすくなったので、よしとしよう。
シンプルになった分、ブローチとかが映えそうな気がします。
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