ひとてま戦隊アレンジャー

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カットプラバンを組み合わせてステンドグラス風アクセサリー ①基本編 - 四角ピアス

ステンドグラスのような質感の四角い形のピアス

プラバンを組み合わせてステンドグラス風にしてみた


小さくカットして焼いたプラバンを貼り合わせた後レジンで包埋し、ステンドグラス風にしてみました。

まだ試作中のため、今後変更あるかもしれませんが、とりあえずおおまかな作り方を紹介します。

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準備するもの

材料

・透明なプラバン(厚み4mm)
・白いプラバン(白い画用紙でもOK)
・透明レジン液
・マスキングテープ
・接着剤(プラモデル用など)
・ピアスパーツ(平皿)

道具類

・はさみ
・ピンセット
・つまようじ

(あると便利)
・水性ペン
・クラフトパンチ
・UVライト

すべて100均で揃います。

つくりかた

プラバンをカット

透明プラバンを四角くカット。
サイズはお好みでOKすが、ピアスにするなら1辺が2~4センチくらい。

四角いプラバンにカット線を入れたところ

クラフトパンチでプラバンの角をとります。

ダイソーのクラフトパンチ

クラフトパンチで角をとる

角が丸くなった

今回は、この四角形をさらに四分割にカットします。
上下左右がわからなくならないよう、一つずつ丁寧にカット。

※はさみで勢いよくパツンとやってしまうとプラバンがひっくり返ったりして上下左右がわからなくなりがち。
マスキングテープを四隅に貼るなどして印をつけておくのもおすすめです。

カットしたパーツは、粘着シートやテープなどに仮留めしておきます。

小さくカットした

(ちなみに私はコクヨ ひっつきシート はってはがせる カットタイプ 20x20mm 12片 透明 タ-373Tを使っています。便利)

プラバンを焼く

カットしたプラバンを焼いていきます。

(私はトースターをもっておらず、ヘアアイロンで一個ずつ加熱しました。ヘアアイロンでの焼き方は>>>ヘアアイロン・アイロンでプラバンを焼いてみた

加熱後のプラバンパーツ

ここでも、パーツの上下左右がわからなくならいよう注意しつつ、テープに仮留めしておきましょう。

台紙づくり

焼いたプラバンパーツの表面に、マスキングテープを貼り、プラバンと同じサイズにカットします。

プラバンにマスキングテープを貼って同じサイズにカット

写真ではカッターを使っていますが、はさみで輪郭ギリギリのところを狙ってもOK。

全パーツについて同じ作業を行います。

プラバンからマスキングテープをはがし、台紙に貼り直します。
台紙は、別のプラバン(焼いていない状態のもの、白色がベター)もしくは厚手の画用紙などでOK。

プラバンからマスキングテープをはがして台紙に貼りなおす

なぜ台紙のほうにマスキングテープをわざわざ貼り直すかというと、ガラスっぽい透明感を出すためです。
(マスキングテープを貼り直さずに仕上げると(=プラバンの表面に貼ったままだと)どういう印象になるか、後半で紹介していますのでのちほどご覧ください。)

台紙の上にプラバンパーツを貼る

台紙のマスキングテープの上にレジンを垂らし、その上にプラバンパーツを乗せます。

プラバンパーツと台紙を貼り合わせた

この状態で太陽光かUVライトを照射し、プラバンパーツと台紙を接着させます。

プラバンパーツを介して接着面に光を当てることになるので、レジンに直に充てるよりも少し時間がかかります。硬化時間を長めにするとよいです。

しっかり硬化したら、台紙の(プラバンより)はみ出している部分をカットします。

台紙をカットした

ピアスパーツ(平皿)を接着

平皿のピアスパーツを瞬間接着剤でつけます。
※金具が透明ではないので、レジンだと硬化しきらない可能性あるため、瞬間接着剤を使いました。

ピアスパーツを接着

ピアスパーツは後でつけてもよいのですが、ここでつけておくと、金具部分を掴んで作業できるので便利です。

ちなみに接着剤はダイソーで購入した「セメダイン3000ゴールド」。
ゼリー状で垂れないのでとても使いやすい。

「プラモデル用」とか「金属・硬質プラスチックに」とか書いてあるものを選ぶとよいです。

プラバン表面にレジンコーティング

プラバンにレジンを垂らして硬化

プラバン表面にレジンを垂らし、硬化します。

表面が硬化したら、側面にも同様にレジンを。
(側面は目立たないのと、垂れてやりづらいので、マニキュアのトップコートでもよいと思います)

できた

ステンドグラス風の薄緑色のピアス

カットプラバンでステンドグラス風ピアス

おそらく台紙との接着が不十分だったので、気泡が出てしまいましたが、一応片耳分が完成しました。

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(参考)簡単(プラバンの上側にマスキングテープを貼った)バージョン

上で紹介したのは、台紙のほうにマスキングテープを貼るパターン。
プラバンの表面に貼るほうが作業としては楽なので、どんな仕上がりになるのかをご紹介します。

まずは、カットプラバン上にマスキングテープを貼りまして。

各カットプラバンにマスキングテープを貼った

 

各パーツどうしを瞬間接着剤で接着したもの↓。

プラバンの表面にマスキングテープを貼った状態

これでも十分かわいいですよね。
レジンでコーティングしてみます。

レジンでコーティング

太陽光かUVで硬化します。

硬化中

単体で見ると、これはこれで良いような気もしますね。

よりガラスっぽく見えるのはどっち? 

マスキングテープを台紙のほうに貼ったものと、プラバン表面に貼ったものを比較していきます。
光の当たり具合にもよるので、何枚か載せていきます。

ステンドグラス風のパーツ

(左)プラバンの上にマステ (右)台紙の上にマステ

ステンドグラス風の薄緑色のパーツ

(左)プラバンの上にマステ (右)台紙の上にマステ

オーロラカラー?のマスキングテープ(ダイソーのものです)がいい仕事してくれています。

(上)プラバンの上にマステ(下)台紙の上にマステ

(接着が不十分で隙間ができてしまっていますが↑)

ステンドグラス風のピアスパーツ

(左下)プラバンの上にマステ(右上)台紙にマステ

やはり、ガラスっぽく見えるのは、台紙にマスキングテープを貼って、プラバン越しに見せるようにしたほうだと感じます。

でも、プラバンの上に貼ったほうも、悪くないですよね。
マスキングテープのラメがしっかり見えて、これはこれで良いような気もします。

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着けてみた

ステンドグラス風ピアス着画


意外と存在感がありました。

こうして改めて眺めてみると、マスキングテープを上に貼ろうが下に貼ろうが、あんまり差異がないように感じました。

ほかの作品

 

hitotema-arranger.hatenablog.com

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