ひとてま戦隊アレンジャー

洋服や小物のひと手間リメーク(リメイク)・アレンジを紹介/アップサイクルにも挑戦中

【再リメイク】タックスカートをジャンパースカートに〈アシンメトリーデザイン〉

リメイクフロー

 

以前つくったタックスカート(こちらもリメイク品)をさらにリメイクしてジャンパースカートにしました。

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リメイク素材

メインで使用したのはこちら。

リメイクスカート

ワンピースとバルーンスカートを解体してつくり直した、リメイクスカート。
(リメイクの詳細はこちら↓)

hitotema-arranger.hatenablog.com


わりとうまくできて気に入っていたのですが、ウェーブ体型の私には、どうしてもスカートが似合いにくくて。

ウエストのゴムを緩めにしたことも手伝って、「やけにウエスト付近が間延びしている(要するに胴長)」ように見えてしまいます。

以前は「さすがに上下つながった服(とくにワンピース)ばかり着ているのもどうなんだ」と思ってスカートも履くようにしていましたが、「いや、別に、似合うもの着たほうがいいよな」と思うようになり。

ということで、このスカートもジャンパースカートにリメイクすることに。

胸あては、前回リメイクしたときの、ワンピース素材が少し残っていたので、それを使いました。リメイク素材に関しては捨てずにとっておくと便利ですね。

型紙

・上身頃の基本的な構造は「yanのてづくり手帖」さんの型紙を参考にさせてもらいました。

【型紙・作り方】エプロンワンピース(ジャンパースカート) - ハンドメイド洋裁ブログ yanのてづくり手帖-簡単大人服・子供服・小物の無料型紙と作り方-

 

リメイクの様子

パーツの準備

スカートのウエストをほどく
ウエストベルトをとる

ウエストベルトの部分をリッパ―でほどいていきます。

ウエストベルトがとれた

これでスカートパーツは準備OK。
(これだからリメイクは楽だ)

肩紐を準備

肩紐
胸当てを裁断

胸あてを裁断

ワンピースの上半身の生地をとっておいたので、そこから胸当てを作りました。
ボタン&前立てがあるタイプなので、そのまま生かすことに。
前立ては中央にせず、すこしずらしてアシンメトリーにしました。

見返しパーツは生地が足りなかったので、ダイソーで購入したグレーのハギレ(ポリエステル系)からとりました。

見返しの準備

見返しに接着芯を貼って、端の処理(ジグザグミシンなど)をして、準備OK。

微調整

胸当てとスカートを重ねてみて、サイズが合っているかを確認。

リメイクスカートのほうを想定よりも少し小さめに作っていたので、胸当てのほうが余ってしまい、微調整。

見返しも同じように調整する必要があったのですが、この段階では忘れていて、後で2回作り直すはめに……このへんはリメイクの複雑さである。

上下を縫い合わせていく

縫い合わせていく

胸当てとスカートを縫い合わせました。

上下がつながった

縫いしろにジグザグミシンをかけて、上身頃側にたおす……と、ここでちょっと問題が。
前立ての部分、生地が厚いので、上に倒すとゴロゴロになってしまう。

ごろつき

切り込みを入れて、ここだけ下にたおしました。

臨機応変に

たおした縫いしろに表からステッチをかけました。

表からステッチをかけた

肩紐をつける

仮留め

仮留めして、長さを調整。

肩紐を見返しで挟む

見返しは、前立ての部分でカットして、端をジグザグで処理。
見た目はアレですが、自分用だから今回はとりあえずこれでいいか、と。

見返しをつけた

前立ての部分はやはりかなり厚みが出てしまうので、見返しをつけず、見返しのあまった部分は折り返しました(見た目ひどいな↓)。

前立ての部分は手縫いにした

前立ての上部を折り返して手縫い。

手縫いでなんとか

見た目はアレだが、まあよし(要改善だけども)。

完成!

リメイクアシンメトリージャンパースカート

胸当てがボタンで開閉できるので、着脱もラクラク。

ボタンが便利

後ろを撮影。

リメイクジャンパースカート 後ろ
着用画像

着てみた

色味をおさえているからか、アシンメトリーなデザインのわりには悪目立ちせず、使いやすい一枚になったと思います。

かぶるタイプのジャンスカって髪セットした後だと「あああ崩れる」となったりするのですが、胸当てのボタンのおかげで下から着られるのもお気に入り。

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おわりに

リメイクフロー

一枚のワンピースがこうなりました、の図。

リメイクフロー

雑感

私はアシンメトリー、切り替え、ドッキングタイプのデザインが好きで、自分でつくるとだいたいそんな感じなってしまうのですが、よく言えば個性的、悪く言えば「普通ではない、変わっている」なので、「人様から見たらすごく変なのかな」と不安に思ってきたのですが。

アシンメトリーデザインが特徴の、「UNITED TOKYO(ユナイテッドトーキョウ)」というブランドがあると知り「アシンメトリーやっぱ素敵じゃん! 自分が作ったものにもう少し自信もっていいかも」と思えるようになりました。
(もちろん、UNITED TOKYOのような洗練さはないけれど……)

|UNITED TOKYO ONLINE STORE


今回のデザインで型紙を作り直して、何枚かつくってみようかなと思っているところです。