テーパードパンツ、買おうかなと思いつつ。
上半身ガリなのに腰が張っている私。
何本も試着するのが面倒で、なんとなくスルーしていました。
ズボン用の生地が手に入ったので、以前購入した、素人向け洋裁本『家庭科3だった私が365日、手作り服でくらしています』にを参考にテーパードパンツを作ってみました、という話。
この本の特徴は、自分のサイズに合わせて、型紙からつくるのですが、難しくなくて素晴らしいです。
(私の感覚だと、一般的な洋裁本よりも楽に作れました。逆に、本格派の方には物足りないだろうと思われます)。
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作業のようす
ざっくり作業風景写真を貼っていきます。
材料調達
・綿97%、ポリウレタン3%の布(カーキ)
→たまたまデパートでハギレ市を開催しており、購入。
・布と同色の糸(近所の手芸店で)
・のび留めテープ(手芸店ドリームで購入)
・3センチの平ゴム(ダイソーで購入)
型紙をつくる
家庭科3だった私が365日、手作り服で暮らしています。 (美人開花シリーズ)の内容に従って、自分のサイズを採寸&型紙をつくりました。
型紙を自分でつくるってすごくハードルが高いと思っていましたが、素人でも簡単にできるように工夫されています。
裁断
ポケット
伸び留めテープ
伸び留めテープをポケットのところにアイロンで接着。
ポケットのあるような服を作ったことがなかったので、初めて使いました。
怠け癖が顔を出して「テープ、なくてもよくない?」と一瞬思いましたが、なんとか妥協せずに。
ポケットを本体につけまして。
縫い合わせていく
(トラブル 型紙をミスっていたことが発覚)
前パンツと後ろパンツを縫い合わせようとしたところ……長さが全然合わないぞ??
型紙を作る段階で、前パンツだけ股下の長さをミスっていたことが発覚(※単なる私のおっちょこちょい)。
股下の長さだけならまだしも、それに合わせて斜めのラインも引いているので、「こりゃもう、布がムダになったわ……」と思いました。
「あーあ、せっかく良い生地を安く買えたのに、失敗しちゃった」としばらく放置していたのですが。
「良い生地だからこのまま捨てるのもったいないよなー。ちょっと細くはなるけど、長さ足したらなんとかリカバリーできるんじゃ?」と思いまして。
余っていた生地を使って、裾を延長。
これで無事、前パンツと後ろパンツを縫い合わせることができました(前パンツ側がややタイトになってしまってはいますが)。
股ぐりを縫い合わせて。
表に返すと。
ここまできたら次はウエストの処理。
ウエストベルト
ウエストベルトをつけていきます。
縫い付けたらひっくりかえして。
内側に折ってミシンがけ。
ベルトがつきました!
ゴムを通します。
ウエストはこんな感じに。
ウエストもモロモロしすぎず、いい感じです。
裾を縫う
足元の裾を縫って。
完成
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試着してみた
自分サイズでつくっているので、びっくりするほどピッタリでした(当たり前なのですが)。
自分サイズだと、履き心地がとてもすばらしいのです。
腿の付け根らへんがすこしゆったりしすぎかな、とも思ったのですが、おしりのたるみを拾わずに済むので、このくらいでちょうどよさそうです。
おわりに
自分サイズがあまりにも心地よくて、もう市販のズボンは履けないかもしれない、と思っています。
ハギレ市で品のよい生地が安く手に入ったのも良かった。
材料費は全部合わせて2000円くらいでできました。
(でも、そう考えると、ユニクロ・GUってほんとにコスパすごいですよね……)。
夏用に、白い生地で作ってみようかなと思っているところです。
(白いボトムスって汚れるのが心配で使いづらいですが、自分で作れるならあまり気負わずに着られそう)
津田蘭子さんのほかの本も気になってきました。