ちょうどよいバッグが見つからない
ここ数年、かばんジプシーです。
デザインが気に入っても、重かったり。
好みのサイズ感でも、物を取り出しにくかったり。
荷物多めのくせに、「大荷物」感は避けたいし。
デザインも超大事だけれど、機能性を重視してしまうのです……(わがまま)。
自分的「カバンに求めるもの」リストにピタッとくるものがなくて、悩んでいました。
じゃあ、いっちょ自分で作ってみるか、ということで、作ってみたバッグの紹介です。
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条件を考える
どういうバッグにしようかと考えたところ
・物を取り出すのがラクなように、トートバッグ的な感じで
・だけど、トートバッグほど「大きい感」は出したくない
・トートバッグの持ち手の片方が肩からずり落ちがちなのでワンハンドルでいいかも
・持ち手の長さが調節できると便利
このあたりのことが浮かびました。
なので指針はこれ。
・スリム感を出すために、縦長にする
・持ち手はワンハンドル、リボンの結び目によって長さを変えられるようにする
複雑な形ではないので、型紙もとらずに、なんとなく作っていくことに。
ひとてまの戦い
使用した生地は、以前バックパックを作った生地の残り。
hitotema-arranger.hatenablog.com
厚手の綿?で、撥水加工がしてあるので、薄軽バッグにはもってこい。
袋部分
まずは長方形にカットして、底を「わ」にしてサイドを縫ってみました。
少しばかりマチが欲しかったので、サイドの縫い目に対して垂直にミシンをかけました。
そして上の口の部分を三つ折りにしてミシンがけ。
ハンドル部分
今回は、持ち手を結べるようにしたかったので、パーツは二枚。
袋状に縫った後、表にして、ステッチをかけました。


私は同じ生地からハンドルをとりましたが、別の生地を使ってもアクセントになって良いかも!
長さはお好みで。
少し長めにしておくと、結び目によってハンドルの長さを変えられて便利です。
手持ちにしたり、肩かけにしたり、(かなり長くしておけば)斜め掛けにもできます。
袋にハンドルをつける
袋の口の両サイドにそれぞれ持ち手をつけます。
結んでみるとこんな感じ。
持ち手のパーツは長めにとったつもりだったんですが、ギリギリでした。
肩にかけるのがせいぜい、といったところです。
持ち手部分はもうちょっと柔らかい生地で長めにとり、大きなリボン結びにしてもよかったかな、と思っています。
留め具をつける
このまま完成でも良いのですが、簡単な留め具をつけることにしました。
片方にボタン、もう片側にチェーンをつけ、チェーンをボタンにくるくる巻き付けることで口を止める形式(※)です。
(※)よく封筒などにあるやつ。正式名称は「玉紐」というらしいです。
写真のように、手前にボタンを、逆サイドに安全ピンを設置。
安全ピンの針が一部だけ生地の表側に出ますので、そこに、チェーンをつけました。
なお、チェーンは不要になったネックレスで代用しています。
バッグの口を閉じてみると、こんな感じになります。
これにて完成!
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使用感
スリムなフォルムにしたくて、あえて縦長にしたのですが……ちょっと失敗だったかな、とも思っています。
底のほうの物が取りづらいから、です(汗)。
トートバッグといったら横長のものが多いという理由がよくわかりました。
サブバッグとしてはいい
縦に長いものを入れるのには便利。
折り畳み傘、水筒、ペットボトルなど。
A4の書類やノートも縦のまま入ります。
一枚あると便利ではあるけど、細々したものを入れるには微妙、といったところでしょうか。
(後日談)
なんだかんだで愛用しています。
習い事のテキストとかを入れるのにちょうどよいのです。